2020年11月16日投稿 CODE:87217閲覧回数:134ブクマ数:1

白い光りの闇へ!
父の相手の女にいきなり足をヒールのかかとで踏まれて一瞬激痛を感じていた絵理香!返す言葉も失いエレベーターの鏡にうつった2人の後ろ姿が視界に入るとさらに唖然と声さえ出せなくなった。力が抜けたように振り向いて背後の壁にドンと寄りかかるとさっき止まっていた、セミが驚いたように、ジジジと羽を激しくばたつかせて、ミンミンミンと幸せそうに寄りかかった父と相手の女の横をまるで2人を祝福するかのように光りの闇に消えて行った。絵理香の頭にひやこいおしっこをかけながら…!まるで青春の恋人のように、幸せそうに一緒に昼下がりの光りの中に消えて行く2人!父たちの姿がみえなくなると現実の我にかえったように、踏まれた左足にじんじんと痛みが戻ってきて、血が滲んでいるのがわかった!
ステキ!(2)
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アイノス娘はくたくたで頑張っているのに、父と女は揚々と光の中に消えていく。セミさえも絵理香を嘲笑う。現実はこんなモノですよね。善人が幸せになれると言う法則も無ければ、悪人が不幸になると言う法則も無い。『倫理』と『摂理』は違う。『因果応報』はただの物理法則に過ぎない。人の心や美徳は全く関係ない。
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やーもんそして絵理香ちゃんの言葉に出来ない負の感情が双子ちゃんに向いてしまうのですね・・・(。´Д⊂)